刃造り一番ロゴ
利光ロゴ

 
↑利光新作包丁のご案内_当社ほのぼのメールマガジン↑



お客さまからいただく質問や疑問のなかから、とくに数多く寄せられるものをピックアップして「包丁辞典」として公開いたします。
Q&Aの形式で、なるべく専門用語を使わずにまとめたつもりですが、わかりにくいところ、もっと詳細な説明がほしいところなどございましたら、お気軽に電子メールでお問い合わせください。(←クリックするとメールソフトが起動します)
その他の当社への連絡方法はこちらをご覧ください。



包丁辞典【マメ知識編】 もくじ

今ご覧になっているのは包丁辞典【マメ知識編】です
包丁辞典【使い方・技術編】はここをクリックして入ります

下の表にあるタイトル名をクリックす
ると、関連した記事にジャンプします

1.刃物を贈り物にする、という習慣があるの? 12.
2.結婚祝いに包丁を贈ってもいいの? 13.
3.お葬式の香典返しに刃物を贈る習慣 14.
4.新築・引っ越し祝いに刃物を贈る習慣 15.
5.引っ越しで土地をはなれる方へのセンベツとして刃物を贈る習慣 16.
6.「包丁」っていう名前の由来は? 17.
7.「マナイタ」という名前の由来は? 18.
8.出刃(でば)包丁の由来 19.
9.三徳、牛刀、薄刃、、、どれを選べばいいの? 20.
10. 21.
11. 22.




1.刃物を贈り物にする、という習慣があるの?

 もともと刃物は神に奉られる神聖なものだったようです。当社のある岐阜県関市でも、刀剣が造られていた作業場は春日神社という社に隣接して建てられていました。火を使う仕事場が、木造の神社のすぐ隣に、、、なにか不思議な取り合わせですよね。しかしこれには意味があります。
  刀というものは神聖なものだから、神様に見守られて造らなくてはならない。だから、まず刀を造る前に神社を造って神をまつり、その神様の近くに作業場を建てる。そこで刀を造り上げる。刀を造る場所を神社のそばにした、というわけではなく、刀を造りたいから神社を建立し、神を奉ったのです。それほど刃物造りは神聖なものとされてきました。刃物の持つ「魔よけ」「守り刀」という性格は、このようなところからきているのだと言われています。
 また、戦国の時代では、刀を贈られたり、買い替えたりする機会が多くありました。 世間から武士として一人前と認められた時に親から贈られ、また自分が武士としての身分が上がった時に買い替えるなどしていたようです。他にも、家臣が君主から功労を認められ褒美を受け取る。その褒美のなかでも、最高のものの一つとして刀があったと言われています。人生の節目を迎えるたびに、人は新しい刃物を手に入れ、門出としていたのです。

 現代でもそのような風習が残っている地域があります。新らしい年を迎えるたびに、必ず新しい包丁を買い入れて「今年もまたよい1年になりますように」と祈るのだそうです。ここでもまた、人の人生の節目にかかわる「刃物」が見えてきます。
当社のお客様の中には、結婚祝いや、住居を新築した時の新築祝い、新しい土地に越して行く方への餞別、御葬式の際の知人への香典返し、旧年の不運を断つおつかいものなどとして包丁を贈られる方がたくさんいらっしゃいます。 これはすべて、長い歴史の中ではぐくまれてきた「刃物の神聖さ」や「節目を祝う気持ち」の表しかたです。実用品としての価値はもちろんのこと、お気持ちやご厚意を大切な方へ伝える「ゆかしい贈り物」として、刃物(包丁)は現在も使われ続けています。

(包丁を贈る際の注意)
人生の門出、節目に贈る包丁。毎日使う道具ですから、良い包丁は贈られた相手も喜ぶものです。しかし、そこは「切れもの」です。おくられるお相手様への心遣いもお忘れなく。
 




2.結婚祝いに包丁を贈ってもいいの?


結婚は、お二人が一つの夫婦として結ばれる儀式です。
このような「結び」の祝いであっても、刃物が魔よけや守り刀として扱われることから、 結婚祝として包丁を贈られる方もたくさんおられます。「未来を切り開く、運を切り開く」という縁起言葉に掛けて贈り物とされる方もいらっしゃいます。
しかし、包丁は「切れ物」でもあります。結婚祝の場合は結婚式の1ヶ月〜2週間ほど前に相手に渡すか、もしくは結婚式をすませた後、1ケ月ほどの間で贈るようにしたほうが良いでしょう。
毎日使うものですし、新婚家庭とって「良い包丁」は使いでの良い贈り物です。しかし、やはり「切れる」ということで嫌がる方もいらっしゃいます。結婚祝の際には「魔よけ・守り刀・未来を切り開く」というような言葉を添えられるなど、お気遣いされるようオススメいたします。

 




3.お葬式の香典返しに刃物を贈る習慣

お葬式と刃物。不思議な取り合わせに思われるかもしれません。しかしこれは、
・お葬式ような縁起の悪い出来事が続きませんように
・あなたには縁起の悪いことが起こりませんように
という意味で、【不運を切り払う】ものとして昔から広く使われている香典返しの一つです。
また、毎日使うものを贈ることで、「 故人を忘れないでいてやってください」という意味も込められています。
 




4.新築・引っ越し祝いに刃物を贈る習慣

新築の家の屋根裏に、その家を造るときに使用したノミやカンナを祭っておく、という習慣があります。これは刃物のもつ「魔よけ・守り刀」としての意味を形にしたものです。
現代でも新築や引っ越し祝いとして刃物がよく使われるのは、このような理由からきています。
 




5.引っ越しで土地をはなれる方へのセンベツとして刃物を贈る習慣


別れの贈り物(餞別:せんべつ)として刃物を贈るのには、「不運をここで切り落として捨て、新しい土地にはもっていかないようにしてください」という意味と、「新しい土地で新しい境地を切り拓(ひら)いてください」という意味があります。
実用品としての価値はもちろんのことですが、包丁はこのように「名残惜しい気持ちや感謝の意」を相手に伝えるための道具としても使われてきました。

 




6.「包丁」っていう名前の由来は?

「包丁」の【包】は、【庖】の文字を略したもので、もともとは台所(調理室)を示す言葉です。
また、【丁】は、その形が示すように釘のことで、一点に打ち込まれて止る、一点に当たるという意味をもっています。
丁を使った言葉を見てみると、馬丁、園丁、使丁(現在でいえば、調理士などの士に当たる)という例があるように、【丁】は【一点に打ち込む人・事に当たる人・専門職】を示すときに使われます。(ちなみに【士】は専門の技能や知識を修めて、一定の資格を持っている者を指します)
つまり、包丁とは「台所の専門家」=料理人、調理士という意味の言葉として使われていました。
ここから、
 庖丁=料理の専門家
  ↓
 庖丁=料理人が使う道具
  ↓
 包丁
となったとされています。
また、中国では梁の恵王に仕えた名料理人の名前が、庖丁(ほうてい)で、そこから【包丁】という名前がきているという説もあります。
 




7.「マナイタ」という名前の由来は?

豊かな食材が簡単に手に入る:現代においては、とくに主菜(主役のおかず)、副菜(添え物のおかず)の区別をして、それぞれで料理道具をかえたり、特別な扱い方をしたりすることはほとんどありません。
しかし昔は、おかずの中でも魚だけは特別に扱われていました。このような時代には、おかずは【菜(な)】とよばれていたのですが、魚は【真菜、真魚(まな)】と呼ばれ、魚以外のおかず=【粗菜(そさい)】とは区別してとり扱っていたとされます。
【真(ま)】は【粗(そ)】に対しての豊かさを意味していました。そして、この”マナ=魚”を調理するための台を真菜板・真魚板(まないた)とよぶようになったのだと言われています。
 




8.出刃(でば)包丁の由来


出刃包丁の発祥は元禄(1688〜1703年)の頃の大阪府堺市と記録されています。
泰平の世になって鉄砲や刀剣の需要が激減、というご時勢から、堺にあった96軒の鍛冶屋は転業をせまられていたのだそうです。
しかし、堺の職人文珠四郎が、料理用の厚刃包丁、薄刃包丁を作るようになり、他の鍛冶屋たちもこれにならってつぎつぎと包丁屋に転向していきました。1750年頃までには、出羽包丁(いずはほうちょう)屋が64戸、煙草包丁屋が37戸と、堺は刃物の一大産地へと発展していました。
(この出羽(いずは)とは、出羽村という石見の国(現在の島根県)の鋼の産地、または、そこで産出された鋼をさします)
この頃、厚刃包丁で名声を博した堺の鍛冶屋(かじや)がひどく出っ歯だったので、出刃包丁という名前が広まったとされています。

 




9.三徳、牛刀、薄刃、、、どれを選べばいいの?


ご家庭のキッチンで使う頻度が高い包丁といえば、「三徳(さんとく)」「牛刀(ぎゅうとう)」「薄刃(うすば)」「ペティナイフ」「小包丁(こぼうちょう)」の5種類です。それぞれの形に意味や用途があるのですが、どの包丁をどう使えば良いのか、買うとしたらどれを選べば良いのか、わかりにくいですよね。
ここ数カ月の間に「どう選べばイイの?」という質問をたくさんいただきましたので、こちらにも掲載させていただきます。

三徳型
伝統的な型の万能包丁で、野菜、魚、肉、どの調理にも使えることから「三徳」と呼ばれています。
刻む、切り抜く、そぐ、切り分ける、細工切り(飾り切り)など、どんな切り方にも対応できる懐の深い包丁です。

牛刀型
細身でやや長くできているため、食材のからみが少なく【切り抜き】のしやすさが特長です。牛刀の名前のとおり肉切りに適し、肉を切り続けても疲れにくい形です。
最近は大きな塊の肉を切る機会が少なくなりましたが、細身の万能包丁として使われることが多くなっています。また、スリムで美しい形から、デザインでこの包丁を選ぶ方も少なくありません。

薄刃型(利光のオリジナル型)
背が高く【刻み切り】に適しています。 この包丁が別名「菜切り」と呼ばれるのはそのためです。この包丁で肉や魚を調理するには慣れが必要ですが、一度うまく使えるようになるとほかの包丁を使いたくなくなるところがあり、この形をひいきにされる方も少なくありません。(中華料理の板前さんが、どんな食材、どんな切り方でも中華包丁一本でこなしてしまうのに似ています)
一般的には刃が長方形のものが多いのですが、当社の薄刃は少し変わっていて先尖り型にしてあります。この尖った先端部分で細かい細工切りなどもできますので、普段の調理にも十分お使いいただけます。

ペティーナイフ
細身で軽量に造られています。(当社のペティは刃渡り150ミリです)ハンドルも細身で、細工切り(飾り切り)、果物や小野菜の調理、菓子造りには必須の包丁です。小さめのまな板で使用する際にも便利に使えます。包丁仕事を手のひらの中だけで済ませてしまうような使い方もできますので、普通の大きさの包丁の補助として使うお客さまも多くいらっしゃいます。
当社の場合、手の小さいお客さまから「使いやすい」というご評価をしばしばいただいておりますので、通常の大きさの包丁が手にあまる方はペティーナイフをお試しいただくと良いかもしれません。

小包丁型
「中三徳」とも呼ばれる、細身で軽量の小型万能包丁です。小ぶりの三徳と思っていただければ間違いありません。(当社の小包丁刃渡り140ミリです)ハンドルも細身で、細工切り(飾り切り)から普段の調理まで幅広くお使いいただけます。小さめのまな板で使用する際にも便利に使えるため、一人暮らしや単身赴任の方に人気の包丁です。
手の小さな方はもちろんですが、重さやハンドルの太さが手にあまってよく包丁を落としてしまわれる方にお薦めしたい形です。

 




10.

 




11.

 




12.

 




13.

 




14.

 




15.


 




16.

 




17.

 




18.


 




19.

 




20.

 




21.

 




22.

 

 

2005.01.08/02:44~
累計
本日/ 昨日
CopyRight(C)2003~2005 RIKOU Inc. Powerd by Echo Digital